わが家ではミロン君(トイプードル&マルチーズミックス・4kg)のために、ワイドのペットシーツを使っています。
年老いた両親が自分達の運動もかねて、ミロン君の散歩やお世話をしています。
ミロン君を飼い始めた当初、父はミロン君のトイレを色々と変えて試していました。
最終的に5種類くらいのトイレを使ってみて、その中から一般的なタイプのワイドのトイレに決めました。
父は犬の本をたくさん読んでいますし、ペット相談のようなものにも何度も言っています。ドッグトレーナーさんに家に来てもらったこともあります。
なので、父はミロン君の行動を注意深く観察してあげる手間を惜しみません。
ミロン君について父が決めたことならば、僕は信頼できると思っています。
父になぜ小型犬のミロン君のトイレにワイドのペットシーツ使ってあげるのかを聞いてみました。
目次
小型犬でもワイドのペットシーツを使うべきか
父に小型犬のミロン君でもワイドのペットシーツを使う理由を聞いてみたところ、まずはおしっこや大がはみ出してしまうことの防止のようでした。
ミロン君はペットショップでトイレが得意になってから、我が家に来たワンちゃんでした。
なので、基本的にはトイレの失敗はしないのですが、10回くらいに1回くらい少し横にはみ出してしまうことがありました。
よく観察していると、その理由が分かります。
ワンちゃんの習性として(特にトイプードル系のワンちゃんは)、おしっこをする直前に、においを嗅ぎながらクルクル回って、自分がおしっこをする場所を選びます。
大の場合もクルクル回ります。大の場合は(これもトイプードル系が多いらしいのですが)している最中にもクルクル回ります。
回りながらその時々で方向を変えておしっこをするので、長方形の角付近に狙いを定めてしまった場合で、さらに角度が悪かった場合にのみ、四角いトイレから横にそれてしまうのです。
「ほんの少し狙いを外す」ということになってしまいます。
大の場合も、回りながら2~3回に分けてするので、その内の1回が位置と角度の両方が悪かった場合のみ、トイレ失敗となってしまうのです。
ミロン君としては狙いを定めることはできているので、これをしつけ直そうとするのは、少し可哀そうな気がします。ミロン君はしっかりやっているんだと思います。
ワイドのペットシーツを使えば「ほんの少し狙いを外す」ことがかなり減ります
上記のような、ミロン君はベストをつくしているのに、ワンちゃんのクルクル回る習性から「ほんの少し狙いを外す」という結果は、ワイドのペットシーツを使うことによって大部分が防げます。
4キロのミロン君は、小型犬というくくりの中では小さい方ではないと思うので、もしかすると、このくらいの大きさの犬の話だけになってしまうのかもしれません。
また、おしっこや大の時に、あまりクルクル回らないワンちゃんは、この話に当てはまらないのかもしれません。
ただ、少なくてもうちのミロン君は、ワイドのペットシーツを使ったことによって「ほんの少し狙いを外す」という悲しい結果は、ほとんど起きなくなりました。
ワンちゃんとは長いお付き合いになるので、もしあなたのお家のワンちゃんが小型犬で「ほんの少し狙いを外す」ということになってしまう場合が多いならば、ワイドのペットシーツを試してみる価値はあると思います。
余白が大きい方が2回目のトイレの失敗率が下がる
これはこのブログを立ち上げて、実際に実験をしてみて確信したことなのですが、うちのミロン君はペットシーツの「余白」が大きい方が、2回目のトイレで失敗する可能性が減ります。
今までミロン君は、1度おしっこをしてしまったペットシーツには2度目のおしっこをする場合としない場合がありました。2度目以降はトイレ以外の場所でしてしまうことがあったのです。
ワンちゃんはキレイ好きです。ミロン君と同じように2回目のおしっこを拒否するワンちゃんも少なくはないらしいです。
うちの人間は、気付いたらすぐにシーツを変える場合がほとんどですが、していることに気付けなかった場合や、留守の場合、夜間など、どうしても1回目のおしっこでシーツが変えられない場合もあります。
その場合はミロン君のご機嫌次第でトイレ成功/失敗が決まっていました。
このことから、僕は「1回目のおしっこが広がらずに、2回目のおしっこの時にシートの『余白』が広ければ、トイレ失敗になりにくいのでは?」と予想をしました。
そして、実際に実験をしてみた結果から、この条件に一番適したペットシーツはデオシートだと確信しました。
父親にデオシートを使ってみるようにアドバイスをしてみたところ、明らかな効果があったので、父親は大喜び状態になった次第です。
ミロン君の結果から言えることは、トイレの「余白」が大きい方が、1枚のシートで二度目のトイレの失敗の可能性が減るということです。
これはワンちゃんの性格次第の部分が大きいかもしれませんが、この結果の逆に「余白」が大きい方が失敗の確率が上がるということはないはずです。余白が大きければ、失敗の確率は大なり小なり確実に下がります。
先ほど書いた「ほんの少し狙いを外す」ということとはまた違った意味で、トイレではないまったく違う場所におしっこをしてしまうという失敗の仕方も、「余白」が大きい=ワイド版のペットシーツの方が減るのです。
ペットシーツの性能はさておき、どんなペットシーツでもワイド版を使った方が、ノーマルタイプのシーツよりも「余白」が大きくなることは間違いないので、うちのミロン君のような性格のワンちゃんには、小型犬であってもワイド版のペットシーツの方が適していることになると思います。
ワンちゃんがトイレの中で回れないことは男性が立った状態で用を足せないことと同じのような気が・・
いきなり話が変わってしまいますが、ワンちゃんがトイレでおしっこの前にクルクル回るのは、人間の男性が立った状態で用を足すようなものだと思います。どちらも、そういう生まれながらの本能なんだと思います。
汚い話になってしまうのですが、僕自身は立っておしっこをしません。あれはトイレ周辺がとても汚れることを知っているからです。
僕は頭で考えて「立っておしっこをしない方が、清潔だし掃除が楽だ」と思って自らやっているので、座っておしっこをすることは嫌だとは思いません。
ですが、ワンちゃんの場合は、ワンちゃんにそういう説明をしたからといって、クルクル回らずにおしっこをすることが苦にならなくなることはないでしょう。
ワンちゃんが人間に飼われる場合、犬の大きな欲求であるところの「吠えること」と「噛みつくこと」を抑えなければなりません。
この二つはワンちゃんになるべく抑えてもらいたいことですし、あまりに酷いと、飼い主はワンちゃんと一緒に生活できなくなります。
ワンちゃんには、とても強い欲求を2つも抑えてもらっているので、その他の満たしても良い欲求はなるべく満たしてあげたいと僕は思っています。
僕の父も同じ考えのようです。
話が長くなってしまいましたが、僕はミロン君には存分にクルクル回ってから、ようをたして欲しいと思っています。
この理由で、我が家ではワイド版のペットシーツを使っているという面も大きいです。
小型犬の中では比較的体の大きい方であるミロン君は、通常版のトイレ=ペットシーツでは、いまいちクルクル回りにくいように見えました。
まとめ
今回の記事で書かせてもらったことは、ワンちゃんの性格や体の大きさが非常に限定的で、我が家のミロン君と同じようなワンちゃんの場合の話です。
体がミロン君より小さいワンちゃんならば、通常のペットシーツを使うトイレでも、クルクル回れるでしょうし、おしっこの量も少ないので「余白」も十分取れるかもしれません。
そもそも、おしっこの前にあまりクルクル回らないワンちゃんだって多いでしょうし、1枚のシートに2度目3度目のおしっこも、まったく苦にならないワンちゃんだっているかもしれません。
ワイド版のペットシーツを使うのは、場所を取りますし、ペットシーツの値段も通常より1枚当たりは高くなります。
ただ、うちのミロン君の場合は、ワイド版のペットシーツを使うことによってトイレの失敗が確率的に減ったことは事実なので、もしミロン君と似たような境遇のワンちゃんを買っていらっしゃる方がいましたら、是非一度はワイド版のペットシーツを試してみることをおすすめします。
また、最近は色々な形状のトイレも販売されているようなので、いずれこのブログでもそういった変わり種のトイレ&ペットシーツも試してみようと思っています。
このブログというか、ミロン君に試してもらうわけですが。