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ペットシーツ+トイレの場所は重要!
ワンちゃんのトイレの場所は重要
ワンちゃんのトイレをどこに設置するかはとても重要なことです。
設置する場所次第で、ワンちゃんのそそうの回数が変わってくる可能性があります。
設置場所が適切ならば、ワンちゃん本人もストレスを感じずにようを足せます。ストレスを減らすことは、さらにそそうを減らすことにつながります。
当サイトでは、ペットシーツの吸収力の実験をしていますが、これらの実験はワンちゃんのそそうと関係した実験です。
吸収力が高いペットシーツを使うと、ワンちゃんのそそうが減る場合があります。
ワンちゃんはキレイ好きなので、吸収力が高いペットシーツ=一度おしっこをした場所でもキレイな状態を保っている場所にならば、二度目のおしっこも失敗しないからです。
ワンちゃんに合っているペットシーツを選び、さらにトイレの場所も最適な場所に設置してあげれば、相乗効果的にワンちゃんのそそうを減らせる可能性があります。
教科書通りの設置場所
犬のしつけに関する情報は多いです。
しつけの中でも、トイレのしつけは大きな部分を占めています。なので、犬のトイレのしつけに関する情報は多いです。
一般的に言われている正しい犬のトイレの設定場所は以下のようになります。
- 犬が寝る場所と離れた場所
- 少し隠れるようになっている場所
- 犬の普段の行動範囲内の場所
- サークル内は賛否両論
このような感じです。
まず、犬のベットとトイレは分離させるのが基本です。
これは、犬はキレイ好きで、なるべく同じ場所にようを足して、そこには寝ないような習性があるためです。
確かに、わが家のミロン君も、一度トイレを失敗してトイレ以外の場所にそそうをしてしまうと、その場所にまたそそうをする確率が上がってしまいます。
これは犬の一般的な習性のようです。
なので、一度そそうをした場所は、徹底的に掃除をして臭い消しなどでおしっこのにおいを完全に消すべきです。
トイレの場所の話とは関係ないのですが、犬のそそうを減らすために重要なことです。
犬はキレイ好きなので、トイレはベットと離れた位置に設置することが重要なことは間違いないです。
わが家でも、ミロン君のベットとトイレはまったく違う位置になっています。
そうなると、犬のサークル内にトイレを入れることは、あまり良いことではないということになってしまいます。
ただ、こればっかりはその家の住宅事情によっては仕方のないことかもしれません。
わが家ではミロン君が成犬になってからは、サークルは一切使っていません。
なので、サークル内にトイレを設置する是非については、僕は言及すべきではないでしょう。
ただ、トイレ一体型のサークルというのも売っていますよね。
どうなんでしょう。
あと、「犬の普段の行動範囲内の場所」というトイレの設置基準も重要かもしれません。
犬のトイレの場所は「犬が落ち着ける場所」なのが重要です。
普段リビングにいる犬のトイレが風呂の脱衣所だったりすると、場合によっては適切でない場所だと言えるかもしれません。そのお宅の間取りにもよりますが。
その場合は、その犬にとって脱衣所が行動範囲内かどうかが問題になります。
また、「少し隠れるようになっている場所」というトイレの設置基準を推奨している本や情報サイトなども多いです。
これは「犬が落ち着ける場所」という根拠から言われていることです。
ただ、僕はこれを疑問に思います。
わが家のミロン君の場合は、隠れるようになっていない場所にトイレを置いた方がそそうの回数は減るからです。
飼い主から見える場所にトイレを置くのはダメなのか?
(「撮らないでよ!」感が出ているミロン君。しゃ、写真なんか撮ってごめんね・・)
わが家ではリビングの角にミロン君のトイレを置いています。
ミロン君がまだ若いころにトイレの場所をいろいろ試した結果、この場所が一番良いという結論になったからです。
「少し隠れるようになっている場所」にトイレを置けば、犬が落ち着いてようを足せるという説明が多いですが、よくよく考えてみると、これは犬の性格次第ですよね。
わが家のミロン君はかなり甘えん坊なので、家の人間に見られながらの方が落ち着いてようを足しています。これは確信してます。
まあ、正確には「落ち着いている」というより、「そそうをせずにようを足す僕ってすごいでしょ!」とわが家の人間に言っているように見えますが・・・
そして、それが行き過ぎると、構って欲しい時に、わざとようを足すということになってしまします。ミロン君はたま~にそれをやります。これは良くないですね。
まあ、ミロン君はその辺りがちょっと極端な性格の犬なので、あまり参考にならないかもしれません。
ミロン君は散歩先ではほとんどおしっこも大もしないのですよ。する場合も、いつも決まった場所で1回やるかやらないかです。ミロン君はそんなナイーブな性格です。
ただ、とりあえずミロン君の場合を置いておいたとしても、リビングの隅のように、家の人間から見える場所にトイレを設置するメリットはいくつもあります。
- 常に人の目につく場所にトイレがあれば、犬がようを足したら人がすぐに気づくので、ペットシーツをただちに替えることができる
- ようを足している瞬間に人が気づけるので、褒めてあげやすい
- 実際に犬がよう足している様子を見て、場所の微調整が可能
家の人間から見える場所に犬のトイレを置けば、犬がようを足したとに気付くのが早くなり、ペットシーツを替えてあげるまでの時間が早くなることになります。
薄型ペットシーツなどをつかって、犬のおしいこを1回ずつで交換することは飼い主にとってもワンちゃんにとっても理想的なことです。
できるならば、そうしてあげるべきですね。
また、すでにトイレのしつけができている犬に対しても、ようを上手く足せたならば、褒めてあげるのは悪いことではないです。
ましてや100%確実にトイレが成功しない犬に対しては、成功した場合はどんどん褒めるべきでしょう。
人から見える位置にトイレを設置すれば、これがとてもやりやすくなります。
さらに、人から見える位置に犬のトイレを設定しておけば、犬がようを足す前にどんな動きをしているかがよく見えます。
これも大きなメリットです。その理由を以下に説明します。
わずかに外す「惜しい!」そそうも防止できる
犬はにおいを嗅いで、自分がおしっこをする位置を決めます。
その時にクルクル回ったりする犬も多いです。
この時に適切に回るスペースがあれば、しっかり「狙いを定めて」おしっこをすることが可能です。
嗅いだり回ったりするためのスペースが少なすぎたり、逆に多すぎたりすると、犬はトイレに狙いを定めているのにわずかに外れて、トイレのすぐ横にそそうをしてしまう場合がります。
犬が自分のおしっこをする場所を決めている時の様子を飼い主がよく観察できれば、少しずつトイレの位置をズラしてあげて、最適な(惜しい!そそうを防止できる)位置にトイレを設置してあげることができます。
飼い主が見える位置にトイレを設置しておけば、こういった微調整が可能になります。
二度目のおしっこが適切かどうかが判断できる
たとえわずかな量のおしっこだったとしても、毎回ペットシーツを替えてあげることが理想です。
ですが、そうも言ってられない場合も多いですよね。飼い主の就寝中やお出かけ中、家事や仕事中は、毎回毎回ペットシーツを替えるのは無理です。
1枚のペットシーツで複数回のおしっこが上手くできるかどうかを判断するためにも、犬が自分のおしっこをする場所を決めている瞬間を観察すべきです。
何度も観察していると、なんとなくですが、犬がスムーズにおしっこの位置を決めているのか、あまりいい位置がなくて迷っているのかが、飼い主には分かるようになってきます。
これを基準にして、その犬に合った2回以上おしっこができるペットシーツを探すことをおすすめします。
トイレからちょっと外れてしまっても、まったく別の場所にしてしまっても、どちらにせよ、そそうした時の飼い主側の処理は大変です。
犬の方から見ても、快適に迷いなくようを足せるのが理想ですから。
まとめ・ワンちゃんの性格次第でトイレの場所は臨機応変に
ワンちゃんのトイレの場所をどこにするかは、そそうの有無につながることですし、そのワンちゃんのストレス軽減にもつながる重要なことです。
そして、大まかにトイレの場所を決めた後も、ワンちゃんのようを足す様子を観察して、さらに快適にワンちゃんがようを足せるように、位置を微調整してあげることが大切です。
よく観察していれば、ワンちゃんが快適にようを足しているのか、上手くようを足せずにストレスを感じているのかが、少しずつ飼い主にも分かってくるようになります。
ワンちゃんはそそうをしないように日々気を付けているわけですから、飼い主もできる範囲でそれに協力してあげましょう!