吸水実験から分かったデオシートの実力
以前にこのサイト内で行ったペットシーツの吸水実験で、デオシートは吸収した水分の広がりが圧倒的に少なかったです。
これは、ペットシーツにとって、ある意味で最強のスペックだと思います。
ペットシーツが実際におしっこをキャッチする部分は、ペットシーツ全体の面積から見るとごく一部分です。
ましてや、小型犬ならば、10ml~20mlの量のおしっこをチョロっとして終わりということも十分にあり得ます。
そうすると、(ワンちゃんにとってはあまり嬉しくないことですが)、1枚のペットシートで何回もおしっこができることになります。
2回目以降におしっこをする場合、ワンちゃんはキレイ好きなので、1回目におしっこをした場所以外にする傾向が強いです。
ということは、ペットシーツで重要なことは、キャッチしたおしっこの広がりをいかにおさえるか、ということになります。
おしっこが広がっていないキレイな部分が大きい方が、ワンちゃんは2回目のおしっこをやりやすくなるからです。
もちろん、他にもペットシーツのスペックとして重要なことはいくつもあります。(例えば、臭いの閉じ込めや、逆戻りの防止など)
ただ、僕は「キャッチしたおしっこの広がりをおさえる」ことが、ペットシーツで最重要のスペックになるのではないかと思っています。
以前に行った、デオシートと他のペットシーツ(アイリスオーヤマ)の吸水実験の結果はこちらになります。
ミロン君のトイレ失敗の原因
うちのミロン君は基本的にトイレを失敗することはないのですが、特定の条件で失敗してしまう場合があります。
失敗してしまう場合の一番大きい条件は「トイレにすでにしてある時」です。
トイレにおしっこか大がしてあって、家族がそれに気づかずにシートを変えていないと、トイレ以外の場所でようをたしてしまう場合があります。
ミロン君は夜中でもゲージに入っていないので、夜中に2回以上ようをたす場合は、こういった理由から失敗率が上がってしまいます。
しかし、トレイにすでにしてあった場合でも、絶対にトイレ以外にしてしまう、というわけではないのです。
1回目のおしっこや大の量が少ない場合は、2回目もトイレでしてくれるのです。
つまり、トイレの中でペットシーツがまだキレイな部分を自分で探して、そこでようをたしているのです。
これは多くのワンちゃんに共通する習性のようです。
なんというか涙ぐましい努力ですね。ワンちゃんもキレイ好きなんです。
なので、僕や家族はなるべくペットシーツをすぐに変えてあげてはいるのですが、どうしても気付かない時や、夜中や留守の時は、ペットシーツを変えてあげられないです。
なので、ミロン君は4kgの小型犬なのですが(余談ですが、トイプードルとマルチーズのミックスです)、ワイドのペットシーツを使ってあげることにしました。
彼はおしっこの時にクルクル回るので、ワイドのトイレならば回りやすく、気に入っているようです。
レギュラーのペットシーツに比べてワイドのペットシーツにしてみると、おしっこの失敗率は下がりました。
理由は先ほど説明した通りです。2回目に、まだおしっこや大をしていないスペースが広いからです。
これらのことから、僕は、ワンちゃんが1枚のペットシーツに2回以上おしっこや大をする場合は、残りのキレイな部分の広さが重要だと考えました。
なので、「おしっこの広がりを抑える」ことが、ペットシーツにとって最重要なスペックなのではないかと、結論にいたった次第です。
僕はデオシートをおすすめしますが・・
おしっこの広がりを抜群におさえるペットシーツなので、僕はデオシートをおすすめします。
ですが、非常に個人的な感想で申し訳ありませんが、これはミロン君の場合から導き出した結論です。
他のワンちゃんがこのような条件に当てはまるかどうかは、それぞれの場合によるかもしれません。
例えば、一度おしっこがしてあっても、あまり気にせず、上からおしっこができるワンちゃんもいるかと思います。
そういったワンちゃんの場合は、おしっこの広がりよりも、逆戻り防止や臭いの閉じ込めをメインにペットシーツを選ぶべきです。
また、飼い主がペットシーツを替えられる状態の時は、1回のおしっこで、どんどん替えてあげるべきです。その場合は、安い使い切りの薄型ペットシーツが適切です。
つまり、ワンちゃんの性格や、飼い主や家の状況によって、ペットシーツは使い分けるべきです。
うちのミロン君は、昼間は薄型ペットシーツを使い、夜やお留守番の時はデオシートをメインに使っている状況です。
(ただ、僕はこのサイトを作っている立場上、ミロン君には申し訳ないのですが、いろいろなペットシーツを試しています。夜やお留守番でもデオシート一辺倒ではありません。)
もし、あなたの家のワンちゃんが、「1枚のペットシートで2度おしっこすることを嫌がる」のであれば、デオシートを試してみてはいかがでしょうか。