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デオシートとアイリスオーヤマのペットシーツ対決再び!
さて、以前に僕はデオシートとアイリスオーヤマのペットシーツの吸収力はどっちが上なのかな?と疑問に思い、実際に自分で実験をしてみて、その様子をこのブログでアップしてみました。
その様子はこちらになります。
そうしたところ、意外なほど好評でした。上記の記事を書いた以降、継続的にこの記事へのアクセスがあり、今でもそれは続いています。
僕以外にも、デオシートとアイリスオーヤマのペットシーツの性能の差が気になっている方が多いのでしょう。
そこで、ペットシーツ対決の第2回をすることにしました!
(すみません、嘘つきました・・・本当は最初から何回も実験するつもりだったのが、伸び伸びになっただけです・・・アクセスが意外にも多かったことは事実ですが。)
前回の実験の結果は面白いものでしたが、今回の実験の結果も、負けず劣らずの面白い結果でした!
今回の実験は1枚のシートに2度おしっこの前提の実験です
今回の対決実験は、わが家のミロン君が、デオシートやアイリスオーヤマのウルトラクリーンペットシーツを使うと、1枚のシートで2回以上おしっこをしてくれることが判明した上での実験です。
薄型や超薄型のペットシーツを使うと、わが家のミロン君は1枚のシートに2度以上おしっこをしてくれない場合があります。
シートが汚れていると、トイレ以外の場所でしてしまうことが、よくありました。
なので、前回の実験の結果から「デオシートやアイリスオーヤマの厚型以上のペットシーツを使えば、ミロン君は2回以上おしっこをしてくれるのでは?」と予想をしてみたところ、見事にそのようになってくれました。
デオシートとアイリスオーヤマのウルトラクリーンペットシーツの効果を知ってしまったうちの父親は、ガンガン厚型や超厚型のペットシーツを使うようになりました。
僕にたくさん買って来いと催促するレベルです。
1枚のシートで2回以上おしっこをしてくれて、トレイ以外でのおしっこが減ったのはありがたいのですが、そうなると、2回目のおしっこの時に前回のおしっこを踏んで、汚れた足でトイレの外に出ないかが心配になってきます。
もちろん、ある程度は仕方なしなのですが、こういった現象がペットシーツの性能でどのくらい防げるのかが気になってくるところです。
なので、今回の実験は以下のルールにしてみました。
今回の実験のルール
- 60mlの色水を、デオシート、アイリスオーヤマの超薄型ペットシート、アイリスオーヤマの超吸収ウルトラクリーンペットシーツ、それぞれにこぼす
- 一時間放置する
- それぞれのシートの上にわら半紙をのせ、その上に2リットルの水が入ったペットボトルをのせる
- わら半紙に染みてきた色水の状態を比較する
- 場合によっては、延長戦=プレーオフを開催する
60mlは前回の実験での多い方の色水の量です。
ミロン君は、普段60mlもおしっこをすることはないかと思います。
たまに、ものすごくたくさんする時がありますが、あの時ならば60ml以上あるかもしれません。
小型犬ならば、1回のおしっこの量は50ml以下です。
一時間放置することにしたのは、ワンちゃんは1日に数回程度しか、マーキング以外のおしっこをしないからです。
一時間以内に何回もおしっこをする場合はマーキングで、その場合のおしっこの量はごく少量です。また、ワンちゃん室内でトイレにするおしっこはマーキングではないでしょう。
つまり、室内のおしっこならば、ワンちゃんは最低1時間は空けて次のおしっこをするはずです。
のせる重りを2リットル=2kgにしたのは、前回の結果からの目測です。(前回は約1kgの重り)
前回の結果から考えると、前回と同じ1kgの重りだと、厚型ペットシートはほとんど逆戻りしないのではないかと予想しました。
また、ミロン君の体重は約4kgです。2kgならば、1本の足にかかる重さとしては十分なのではないでしょうか。
では、実験スタートします!
第2回デオシートvsアイリスオーヤマ・ペットシーツ吸収力対決
実験準備
まずは3枚のペットシートを一気に配置してしまいます。
並べてから、何となく縦に写真を撮りました。何となくです。失敗しました。普通に横に撮っておけばよかったです。
それはさておき、上から順に、アイリスオーヤマ超薄型ペットシート、アイリスオーヤマの超吸収ウルトラクリーンペットシーツ、そしてデオシートです。
わが家では、ペットシーツは全てワイドを使ってます。ミロン君は小型犬の部類に入るのですが、あえてワイドを使ってます。
今回も、こんな感じの色を付けた水をチョロチョロとペットシートに流し込んでいきます。
さっそく3枚のペットシートたちに、チョロチョロ流し込んでみました。
相変わらず、デオシートの横への広がりの少なさは凄いです!
そして、超吸収ウルトラクリーンペットシーツの謎のメッシュ状の広がりも健在?!
しかし、実はこのメッシュ状の広がりが、今回の実験で衝撃の結果へと発展するのです!
と、ここで、あることに気付きました。
ここから一時間放置するのが今回のルールなのですが、放置後に逆戻りを確認する以前に、僕は一時間放置した状態のペットシーツたちの広がりなどの状態の比較をしたことがありません。
つまり、一時間放置をした後に、まずは広がりなどの見た目の状態を確認するべきです。
色水の広がりを確認するのならば、3枚のシートを縦に並べた状態で比較するのはまずいです。遠近感が違って、広いのか狭いのか、イマイチ分からなくなるからです。
なので、一時間経った後に、3枚のシートを横から撮ってみました。結果はこうです。
デオシート凄い!
3枚のシート差が、1時間でさらに広がったようです。
デオシートほんと凄いです。
さて、おしっこの広がりに関しては、デオシートが最強なのはもう分かりきっています。今回は1時間後(ワンちゃんの2度目のおしっこ)の逆戻り実験です。
今回も、こんな感じでわら半紙の上に水を入れたペットボトル置いて10秒待つことにしました。前回より大体倍の重さです。
実験スタート!
ではまず、アイリスオーヤマの超薄型ペットシートで実験してみます。
結果はこうです。
こ、これは・・・
まあ、まだ他の2枚と比較できないので、何とも言えません。ですが、前回の色水を流し込んだ直後の逆戻り実験の時よりは、遥かに逆戻っていないようです。
前回のはこうでした。
しかも、今回の重りは倍の重さです。
アイリスオーヤマの超薄型ペットシートでも、時間が経てば少しずつ逆戻りしなくなって行くようです。
次は、おそらく逆戻り防止性能では、デオシートと同等以上の勝負ができそうな超吸収ウルトラクリーンペットシーツの出番です。
結果ドン!
完全に一切逆戻りしていません!
重りの役割のペットボトルの跡の横に1滴だけ染みになっているのは、おそらく興奮した僕の唾でも飛んだのでしょう。もしくは、ペットボトルのどこかに1滴水が付いていたのかな?
重りのない部分なので、今回の実験の要素とは関係ない染みだと思われます。
こうなる予感はありました。
前回の逆戻り実験でも、超吸収ウルトラクリーンペットシーツはほぼ逆戻りしてなかったからです。
今回は前回の倍の重さではありますが、1時間放置後ということもあり、ほぼ逆戻りはしないと予想していました。
超吸収ウルトラクリーンペットシーツの逆戻り防止力はかなりのものです。
さて、問題はデオシートさんの逆戻りの結果です。
デオシートは、おしっこの広がりに関しては、ウルトラクリーンペットシーツの上を行っています。
逆戻りに関しても期待はできるとは思いますが、果たしてウルトラクリーンペットシーツと同等の性能があるのかどうか。
そのデオシート結果はこうなりました!ドン!
こちらもまったく逆戻りしていません!
と、思ったんですが、よ~くみると、1滴染みがありますね。
そして、さっきと違い、こちらは重りのペットボトルの跡のところにあります。
こ、これは逆戻りしちゃったのか??
凄く微妙です。
う~ん・・・
こ、こんな微妙な結果では終われません!
なので、延長戦をします!プレーオフです!
プレーオフ!
いきなりネタバレなのですが、実はこのプレーオフは最初から考えていました。
たとえ、実験結果が微妙にならなかったとしても、一応やろう思ってました。
なぜかと言うと、実は、この実験方式では問題のある部分があったからです。
もしかしすると、お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
うちのミロン君の体重は約4キロです。4本の足で4キロを支えているわけですから、1本の足に1キロの重さがかかります。歩く時に2本だけで支えたと仮定しても1本当たり2キロです。
なので、2キロのペットボトルを重りにして逆戻り実験をすれば、重さは十分にも思えるのですが・・・
ワンちゃんの足はペットボトルよりも遥かに細いです。圧力としては、ペットボトル2キロでは足りない可能性がありました。
少しイメージしづらいことですが、支える重さが同じならば、小さい面積で支えた場合には圧力が高くなります。
2キロのペットボトル上に置いて逆戻りしなかったとしても、2キロの重さがかかったワンちゃんの足1本で踏めば、逆戻りしてしまう可能性があるのです。
なのでプレーオフでは、ペットボトルを逆にしてキャップ部分を下にして、ズレないように手で力を入れずに軽く支えて10秒おいてみることにしました。
これで、ペットボトルのキャップで2キロの重さを支えることになります。これならば、ワンちゃんの足で踏むより、さらに厳しい条件になります。
では、プレーオフを開始します。
まずはアイリスオーヤマの超吸収ウルトラクリーンペットシーツ君で行きます。
結果ドン!
し、染みています!逆戻りしました!
ただ、これがどの程度染みたと判断するのかは難しいところです。
まず、2キロを支えるペットボトルのキャップでの実験は、ミロン君の足よりも遥かに厳しい条件なのですから、多少染みることは問題ないかもしれません。
それに、画像を見ると、ペットボトルのキャップ跡全体には染みていません。
それと、まだら状に染みていますね・・・こ、これは一体・・・
まあ、この染み方がどの程度のものかの判断は非常に難しいのですが、今回の実験はデオシートとウルトラクリーンペットシーツの対決です。
デオシートとの比較だったら、確実にどうこう言えるかもしれません。
なので、同条件でデオシート君での実験をしてみましょう。
デオシート君のペットボトルキャップでの吸水実験の結果はこうです。ドン!
これは面白い!
アップにするとこうです。
ウルトラクリーンペットシーツと染みる挙動が全然違います!
比較してみるといろいろなことが予想できます。
ウルトラクリーンペットシーツはメッシュ状のガードのようなものが付いています。そのメッシュが大量の逆戻りを防いでいる結果として、ちょっとずつ逆戻っている感じです。
デオシート君は、1か所からある程度の量が逆戻ってしまっている感じです。それが数か所ある感じです。
逆戻っている総量としては、デオシートの方が多いと思われます。
もう少し圧力が弱かった場合に、逆戻りが少なかったり一切ないことが起きるとすれば、ウルトラクリーンペットシーツの方だと予想できます。
逆戻りに関しては、ウルトラクリーンペットシーツの勝利になります。
ただ、僅差であることは間違いないです。
逆戻り実験の条件を厳しくして、やっと差が出たわけです。最初の条件では、どちらもほぼ染みていません。
また、デオシートの逆戻りを見ても、ペットボトルのキャップの跡全体には広がっていません。
これはつまり、ペットボトルのキャップの中でも、(僕の支え方が安定しなかった結果)さらに圧力が強くかかった部分のみで逆戻っているということです。
小型犬のワンちゃんの足という条件ならば、どちらも一切逆戻りしない可能性が十分にあります。
第2回ペットシーツ対決のまとめ
第2回のペットシーツ対決も、非常に面白い結果になりました。
デオシートとアイリスオーヤマのペットシーツで、ここまで見事に挙動が変わるとは思っていませんでした。
結果から言うと、僅差ではありますが、逆戻りではアイリスオーヤマの超吸収ウルトラクリーンペットシーツの勝利になりました。
デオシートはおしっこの広がりを抑える。アイリスオーヤマの厚型以上のペットシーツは、おしっこの逆戻りを抑える。
こういう特徴があるということが分かった実験になりました。
まあ、デオシートはおしっこを広がらせずにコロっと立体的に保持するわけで、そこをあえて踏んだら、逆戻りしやすいのは当たり前のような気もします。
おしっこが広がらないことは、そもそも、トイレの中でワンちゃんが自分のおしっこを踏む確率自体を減らします。面積が減れば、踏む確率も減るわけです。
なので、広がりを抑えることと、逆戻りを抑えること、どちらの方が良いかは、一概には言えません。
ただ、ワンちゃんの性格によって、どちらが適しているかが、ある程度決まるかもしれません。
うちのミロン君のような、よく言えば繊細、悪く言えば神経質なワンちゃんは、広がったおしっこの上には、2度目のおしっこをほぼしません。
なので、デオシートのようにおしっこの広がりを抑えてくれるペットシートならば、2回以上おしっこをしてくれることになるので、とてもありがたいです。
普段から、ワンちゃんのおしっこ時の挙動をよく観察していれば、デオシートかアイリスオーヤマ系のペットシーツか、どちらがワンちゃんに向いているかが判断できるかもしれませんね。
長くなりましたが、今回の実験の結果を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!